性病は、症状がわかりにくいことから感染に気づかずに放置してしまう方が多いようです。

病原体は細菌、ウィルス、寄生虫など様々で感染力も様々で、発生頻度は高いけどリスクの低いものから、発生頻度は低いけどリスクの高いものまであります。

このページでは、発生頻度の高い性病について解説をしたいと思います。

気になる症状や感染に心当たりが有る場合は、性病検査を受けることをおすすめします。

クラミジア

クラミジアは、クラミジア・トラコマチスという細菌が病原体で性行為や類似行為で感染する性病です。

性病の中で最も感染頻度の高い病気で、日本では約100万人が感染していると推計され、若い女性の感染例が多いのが特徴です。

クラミジアは感染力が高く、1回の性行為で感染する確率が約50%であるとされ、感染者と性行為をした2人に1人が感染するほど感染力は強力です。

クラミジアに男性が感染した時の症状は、排尿痛や尿道の違和感、尿道の膿などがありますが、症状が軽いため気づかない場合がほとんどです。

男性がこの病気を放置し、感染が他の臓器へ広がると、前立腺炎や腎炎に進行する場合があります。

クラミジアに女性が感染した時の症状は、おりものの量が増えるなどの症状はありますが、自覚症状が乏しいので症状が気になることは稀です。

クラミジアの感染に気づかないと、感染が広がり子宮内膜炎や卵管炎などになり、不妊、流産・早産の原因になるので放置は禁物です。

男女共に、フェラチオやクンニリングスなどの行為で咽頭へ感染する場合があり、クラミジアが喉に感染すると痛みや痰が出ます。

カンジダ

カンジダ症は、真菌の過剰な増殖により発症する病気ですが、カンジダは人の表皮に存在する常在菌です。

ストレスや疲労で体の免疫力が低下するとカンジダ菌が増殖し皮膚の炎症やかゆみなどの症状を発症します。

カンジダ菌はカビの仲間なので、湿気があり高温の環境下で増殖し易くなります。

男性の症状は、亀頭や陰茎のかゆみですが、女性に比べると症状はほとんどありません。

女性の症状は、性器周囲にかゆみ、白いおりものが増える、性交痛などがあります。

淋病

淋病は、淋菌という細菌が病原体の性病で、感染力が強く、感染者との性行為で感染する確率は30%で3回に1回は感染します。

男性の淋病の症状は、排尿痛や尿道の違和感、尿道からの膿などがありますが、人によっては症状が出ない場合も有ります。

女性の淋病の症状は、性器が臭くなったり、おりものが増えるなどの症状がありますが、8割以上の女性に自覚症状がありません。

淋病を放置すると、感染が広がり子宮外妊娠・不妊症の原因となります。

淋病は男女ともにのどや目や直腸に感染します。